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第5回涼風会勉強会「自衛隊見学」


 08年1月18日(金)に開催された第5回勉強会のテーマは「日本の安全保障問題」。今回はいつもの会議室での講演&質疑応答というスタイルではなく、屋外に飛び出し、海上自衛隊の見学と共に現役の自衛官の方にお話を伺いました。

 開催日が平日の昼間という、社会人には厳しい日取りであったが、20名を超える参加者が横須賀駅に集合。まずは、腹が減っては戦は出来ぬ!ということで、横須賀海軍カレーを食すことから勉強会はスタートした。

 食事を済ませた後は記念艦「三笠」を見学に行き、日本海軍の歴史を学ぶ。三笠は日本が近代国家の仲間入りを果たす大きな契機となった日露戦争時の連合艦隊旗艦。当時の面影を偲ばせる船内は博物館となっており、当時の日本人がいかに苦労して海軍を育て、運用したかを知ることができた。



 三笠の見学が終わった後は、海上自衛隊横須賀基地に向かう。広報の方にご挨拶をし、護衛艦に向かうと船員が敬礼をして出迎えてくれた。隊員の方々の整然かつ堂々とした動きを見て、緊張とともに頼もしさを覚えた。

 まずは普段仕官の方々がオペレーションルームとして使っているという一室に集まり、日本の国防の仕組みや艦艇の詳細などをブリーフィング。船の幹部の方々が勢揃いするなか、艦長さんが直々にご説明してくれたので恐縮することしきり。非常に分かりやすい説明で国防に関する理解を深めることが出来た。



 ブリーフィングが終わると参加者が2組に分かれ、艦内を見学して回った。各組に担当者の方が付いてくださり、主要な装備から、ちょっと意外な設備までを丁寧に説明してくださった。

 写真は見学した「はつゆき型護衛艦」に搭載されている76mm62口径単装速射砲。ぱっと見は小さく見えるが近づいてみると凄い重量感。なんでも1分間に100発くらい弾を発射できるとのこと。他にもハープーンミサイルや防空ミサイルなど様々な装備を見せていただき、参加者は興味津々だった。



 内部の様子も機密に触れる場所以外は大体見学させて貰うことができた。特に艦橋には様々な設備が密集しており、舵に触らせて貰ったり、光学機器を体験させて貰ったりと非常に楽しい体験をすることが出来た。

 そして何よりも感心したのが隊員の方々の国防に対する姿勢だ。雑談の中で垣間見える隊員の方々の覚悟、そして厳しい規律。その全てに、「いざというとき、いかにして日本を守るか」ということが考慮されている。彼らのような人物が日本をしっかりと守っていてくれるから今の平和な日本がある。それを再認識することができた。

 護衛艦の見学と記念撮影を済ませ、最後に基地の中の売店に寄り買い物をしていると、突然流れ出す君が代。海上自衛隊では日没と同時に国旗を降ろす儀式が行われるらしく、このときは全国の自衛官が姿勢を正す大切な時間なのだ。我々、涼風会メンバーも全員が直立不動で国旗が降ろされるのを眺め胸を熱くした。勉強会の最後を締めくくるに相応しい感動的なシーンであった。

 かくして無事に終了することができた第5回勉強会。今回は初の地方遠征となったが、日本の国防の現実とそれを担う自衛官の方々の覚悟に触れることが出来た貴重な時間となった。世間では自衛隊に対する偏見や批判が何かと多い。だが、実際我々の安全を守ってくれているのは自衛隊であることは間違いない。隊員たちがどのような覚悟でいるのか、どのような設備を何故持っているのか、実際に見ていないと分からないことも多い。だからこそ、多くの人がこのような機会に触れて、その大事さと有難さを再認識しなければならないと痛烈に感じた。実際に触れた我々は彼らに尊敬の念を抱かずにはいられない。










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